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日本帰国に必要なことを簡潔に(2021年6月版)

台湾出国から日本入国までに必要な書類・手続き

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外務省や厚生労働省、日台交流協会のHPを見ても情報量が多すぎて何が必要なのかよく分からず、日本に入国するまでずーっと不安な気持ちを抱えてました。

そんな不安を抱える人が減ってくれるよう、下記4段に分けてまとめました。

1.日本帰国に向けてまずやること
2.日本入国に必要な5種類の書類
3.日本入国に必要なAPP
4.日本入国手続きの流れ

 

●日本帰国に向けてまずやること

①隔離先の確保

 台湾は変異株流行国・地域ではないので、3日間の強制隔離はありません。
 入国後、直接14泊15日の自主隔離になります。
 自主隔離場所の条件は下記の通り。

 1.自分の家 or 実家 or 友人等の家
 2.個室があり風呂/トイレ/洗面所が共有ではない宿泊施設

 2の場合は宿泊施設に隔離者受入れOKか事前に問い合わせしましょう。

 

②航空券の取得

 いつも通りでOK。

 

PCR検査の予約

 出国時間の72時間以内に実施した検査結果のみ受け付けられます。
 検査証明書の発行に1日かかる病院もあるため、検査は出国2日前に受けるのがベターかと思います。

 

●日本入国に必要な5種類の書類


①出国前72時間以内の検査証明書

 ・厚生労働省フォーマット 日本語版
 ・厚生労働省フォーマットの検査証明発行可能な医療機関
  台北管轄 高雄管轄
 ・検体採取日/検査日/交付日/Passport番号/氏名に誤りが無いことを確認
 ・医師サイン/病院の印章があることを必ず確認
 ・検体採取方法が
  ●唾液 Saliva
  ●鼻咽頭ぬぐい Nasopharyngeal swab
  ●鼻咽頭ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の混合検体
Nasopharyngeal and
oropharyngeal swabs  ←2021/7/1より追加
  のいずれかであることを確認(最重要事項)
 *検査時に【航空券】【パスポート】を持参し、医師に日本入国の為の検査であることを伝えてください。
  
検査法や検査日、氏名の記載ミス事例が非常に多いです。よ~くチェックしてください。

 

②誓約書(個人)
 ・厚生労働省フォーマット (7/15更新版)
 ・機内で渡されますが、出発前に最新版を確認し、持参することをお勧めします
 ・「日本国内での通話可能な電話番号」⇒海外の番号はNG。(+886-...はダメ)
  *私は隔離先ホテルの代表番号を書いてOKでした
  *最近では海外番号でもOKになったとのこと

 

③質問票(QRコード)
 ・厚生労働省の質問票回答ページ
  新型コロナウイルス感染症対策 質問票回答受付 | 厚生労働省 Questionnare app
 ・回答を終えるとQRコードが表示されるので、スクショか印刷して下さい
 ・電話番号とメールアドレスは誓約書に記載したものと同じであること

 

④健康カード
 ・厚生労働省フォーマット (8/6更新版)
 ・これは特に注意すべき点はないですね

 

⑤12条の質問カード
 ・飛行機機内で配られるアプリインストールに関する承諾書です。
 ・「はい」と回答するのみです。

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●日本入国に必要なAPP

Google Map

 ⇒ 言わずもがな


②Overseas Entrants Locator  iPhone Android

 ⇒ 毎日ランダムな時間で現在地報告の指示が来ます。


接触確認アプリCOCOA  iPhone Android

 ⇒ 日本入国後に使用できます、自分が感染した時に使うやつ


④MySOS

 ⇒ 空港係員の指示でDLしてください (隔離版と通常版で仕様が異なるため)

  隔離中、2日に一回くらいこのAPPから連絡きます。

  *5/12から通話APPはMySOSが指定され、SkypeとWhatsupは不要です

 難しい操作はありませんし、アプリの設定は空港係員が手伝ってくれますし、位置情報の設定もよく分からない人は空港係員にお任せできます、、、が、①~③は事前にダウンロードしておいたほうがスムーズ

 

 

●日本入国手続きの流れ

①台湾の空港チェックインカウンターで陰性証明提示
②搭乗後、誓約書と健康カード、12条の質問カードが配られます。
③日本の空港に到着した後、まず陰性証明の確認
④12条の質問カードを回収
⑤健康カード確認
⑥健康カードにサインと出発国記入
⑦唾液採取、検査番号シールを健康カードに貼る
⑧各APPの設定と使用方法の説明、メールアドレス有効かチェック
⑨質問票QRコードスキャン
⑩誓約書チェック
⑨誓約書回収
PCR検査結果を待ち、検査番号が表示されたら陰性証明取得
⑪後は通常通りで無事入国

  同じ資料を、何度も何度も確認されますので結構疲れますし、常に資料形式や使用APPが更新されるので、チェックする係員も大変そうでした。とはいえさすが空港スタッフ、分からないことでも真摯に対応してくれて、こちらは何のストレスも感じませんでした、ありがたいです。

 


 入国後の行動については、監視や指導はなく自由です。タクシーや電車も乗ろうと思えば乗れますが、ちゃんと規則に従って行動しましょう。羽田は検疫周回バスの利用が便利です。無料で川崎方面or品川方面へ行けます。

帰国に際して、色んな情報や様々な資料に振り回されて疲れてしまいましたが、最も重要なのはPCR検査の陰性証明が正確であること、それ以外に関しては、日本の空港に着いてからでもなんとかなります。

 

頑張りましょう!

 ↑隔離生活の健康管理にお勧め