台湾サブカル探訪

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鱷魚迷幻 中国大陸ツアー(上海/杭州/義烏)

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北京の赤曈音乐(Ruby Eyes Records)の招きで、11月14日~18日で中国ツアーに行ってきました。

元々、愁城にいた酔っ払い・丹青という男が赤曈音乐に就職、我々を紹介したことでこのツアーが実現。

↓10秒の宣伝動画↓

 

 

<<Schedule>>

11月14日 桃園機場~杭州機場 観光 記事へskip

11月15日 杭州Loopy w/也朋 / AV大久保 記事へskip

11月16日 上海育音堂音乐公园店 w/绝对纯洁 記事へskip

11月17日 义乌 隔壁酒吧  ワンマン(!?) 記事へskip

 

<<良かったこと>>

1.対バンが良かった。(動画載せたから見てね。)

2.中国人みんなナイスな奴らばっかりだった。

3.今更だけど中国のイノベーション力すげえ!

 


①11月14日 台北桃園~杭州


この日は観光


宿舎

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街並み

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夜市

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400年続く漢方のお店f:id:shindou_tw:20181125223615j:plainf:id:shindou_tw:20181125223638j:plainf:id:shindou_tw:20181125223652j:plain

古い街並みが残り、屋台や市場が賑わい、時間がゆったり流れ、大昔にタイムスリップしたかのよう。急激にイノベーションが進む中国にあって、こんなに雅な街があったとは、、、

 

宿舎で顔認証中

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②11月15日 杭州Loopy


 


開場は宿舎から5分ほど歩いたショッピングモールの3階
中国のライブハウスはショッピングモールの中に入ってることが多いのだとか、

対バン①也朋

まだ20歳そこそこの若手サイケバンド。

サウンドは、流行りのshoegaze的Psychedelicではなく、DRONEでDOPE。

中国にこの手のバンドがいること自体が驚きだったけど、彼ら曰く、杭州にはこのようなサイケバンドが多数存在し盛り上がっているとのこと。

まだ若い彼らが杭州の音楽リスナー達を牽引し、ここ杭州に一大サイケデリアを設立するのではないか、とか想像すると胸が熱くなる。

 

対バン②『AV大久保

彼らは日本でもよく知られていて色んなサイトに取り上げられていますね。
この日のお客さんもAV大久保ファンが多いのかな?流石ベテラン感のあるステージ。

 

そして肝心の我々のステージ。live始まる直前。

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現地メディアのインタビュー映像から、ライブの雰囲気をご確認頂けます。

音| 鳄鱼迷幻:我们像是上世纪50年代的年轻人

奇抜に洒落込んで踊り狂うお客さん達。演奏する側もテンション上がる。
ライブ後もみんな積極的に話しかけに来て、日本の音楽やファッションが好きだ、と言ってくれる。台湾と違い日本人に対して厳しい反応が待っているのかと思っていたので拍子抜けではあったけど、日本人としては嬉しいよね。

 

とりあえず、杭州サイコー!という感じでこの日は幕を閉じました。

 

 


③11月16日 上海育音堂音乐公园店



杭州から新幹線で上海行へ乗って1時間弱。

(駅がデカすぎて飛行場かと思た、、)

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前回上海に行った12年前

街はゴミで汚れ、物乞いの子供たちが溢れ、クラクションが絶えず鳴り響く街だった
今は、道はキレイで人は優しく、交通マナーも人間先、どこでも電子決済が使える。  
分かっていても実際に中国の半端ないイノベーション力を目の当たりにすると、母国に対し色々考えさせられる。
車は電気自動車、老人も当たり前のように電子決済、スマホとIDカードがあれば何でも出来る。 
日本の老人も勉強すればスマホも電子決済も使えるだろう。マイナンバーカードもある。
でも日本はそれが無くても生きていける社会が出来ている、それに甘えちゃうのだろうな。
中国だと、イノベーションについて行かないと生きていけないから、老若男女問わず当たり前のように最先端のものについて行けるのだろうな。

話はそれましたが、育音堂音乐公园店は、本家育音堂の2号店。

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中はこんな感じ。やはりショッピングモールの中。

 

対バン③『绝对纯洁』 

なんかインパクトある名前のこのバンドは、2016年結成、音源リリースはまだですが、完成度の高い演奏に加え、なにより目を引く狂乱絶叫メンヘラ系女性ボーカル。

(上の動画は偶々おとなしめですが、こんなもんじゃないです。)

80's NEW WAVE的電子音やメンヘラ感からし戸川純を彷彿とさせるなぁ、と思ってたらヤプーズのカバー曲もやってるとのこと、昨日に続き若いバンドマンが日本の音楽をリスペクトしてくれてるのは素直に嬉しい。

日本でもライブやりたいとのことなので、誰か誘ってあげて下さい。

 

さて肝心の我々のライブですが、さすが上海ということで集客はあったものの、昨日のようにガンガン踊る人はおらず、ウケ良くなかったかな、と思っていたらレコードはかなりの売れ行き、、、

地域の違いでこうも客のノリが全然違うのか、、、と。

 

上海でTHE FADEAWAYSゴーグルエースを呼んでGarage系のイベントをやってるThe Psydersの2人も遊びに来てくれました。ありがとう!

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さらに今回、上海ジャピオンらくらくPressという在上海日本人向けの媒体にライブ情報を載せて頂き、それを見てきた日本人のお客様もいらっしゃいました。本当にありがとうございました。

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绝对纯洁との打ち上げでは中国の洗礼を。。。。

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④11月17日 义乌 隔壁酒吧



元上海在住で友人のNNA台湾のY田さんに旧フランス租界を案内してもらいました。

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台湾の日系メディアで働く彼女も台湾のユースカルチャーや音楽事情に関心を持ち、メディアで発信できないかと考えている人なので、私も何か応援できないかと思い、バンドやカルチャー界隈の人たちを彼女に紹介したりしています。

先の上海ジャピオンらくらくPressに記事を載せて頂けたのも、彼女のお陰です。

やはりマスメディアは、私のような一般人より大きな影響力があるので、私か彼女に紹介したものが、何か良い方向で形になってくれることを期待しています。

 

午後から、新幹線で山を越えながら2時間くらいで义乌へ。

天気が悪く周りは一面に霧に包まれ、そこら中に共産党のプロバガンダ広告。

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民主?自由?公正???クエスチョンマークが尽きません。
更に車で30分、人里離れた山中に入り、暗闇の中に現れた隔壁酒吧。

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不思議な空間が広がってました。

先月はダモ鈴木氏もライブやったようです。なるほど恐らく上海近郊でここはサイケ・アバンギャルドな音楽の拠点になっているかと。。


泊まったホテル。田舎らしい昭和感あふれるHOTEL。準備万端だ笑

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付近に韓国人街があり。自家製マッコリにキムチ、美味しかったですが、更なる洗礼を受けました。

※コチラ↓です。虫注意※

ライブは楽しかったです。

翌日朝5時起きで杭州機場に向かい、台北へ。 

久しぶりに長文書いたので、後半に行くにつれ文章が適当になっていくのがアカラサマですがご勘弁を、、、

 

 


あ と が き


私自身、台湾で働き始めてから3年が経ち、台湾人と仕事して、台湾人と遊んで、台湾人とバンド組んで、台湾人と付き合って浮気されて別れたりして、台湾に対して良くも悪くも色々な感情があり、それら総じて台湾が大好きです。

同時に、台湾人の「台湾にとっての中国」という愛憎重なる意識も、少しづつですが理解できるようになってきたような気もしています。

 

今回の中国ツアーで、あらゆるもののスケールの大きさや社会・経済の勢い、イノベーションのスピード感を目の当たりにして「やっぱスゲー!」となったのと同時に、一党独裁の影や一部弱者やイノベーションに付いて行けない人たちが蔑ろにされてる感もチラチラと感じました。

↑これは中国に行った人なら誰でも感じることだと思います。

 

ただ今回、強く思ったことは↓

対バンやお客さんと話していてお互い何の違和感も感じないし、言葉と国籍以外に何か我々に違う部分があるのだろうか(いや無い)、日本だろうが台湾だろうが中国だろうが韓国だろうが、俺たちみんな価値観を共有できるじゃないか!

ということ。

インターネットで情報が豊富に手に入り多様な価値観に触れられる今の時代、『国境』の精神的&物理的ハードルがどんどん低くなり、益々自由に往来し交流できるようになっているし、その流れはこれからもっと進んでいく。

俺たちの世代がもっと『国境』を意識せず、世界中と文化レベルで意識を共有していけば、人間心理の根本的な部分での人種や国籍での差別や憎み合いは徐々に解消されていくのではないだろうか。

なんてことを感じました。(国家間の経済的・領土的な対立は話は別ですが、、)

多分インターネットの発達・情報の多元化のお陰で、人間は進化したのですよ。

 

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↑色々お世話になった丹青ありがとう。

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